2025/04/30
建売住宅を見学するときの基礎知識|注意点や事前のチェックリストを紹介

この記事では、建売住宅を見学するときの基礎知識として、注意点や見学前のチェックリスト、持っていくと便利なアイテムなどを紹介します。
建売住宅は、完成した状態を実際に目で確認した上で購入できるのが大きな特徴です。
しかし、間取りや価格だけで判断してしまうと、住み始めてから「こんなはずではなかった」と後悔することもあります。
後悔を少しでも最小限にするためには、事前の見学が欠かせません。この記事で解説するポイントを押さえながら、理想の暮らしを実現させましょう。
【この記事でわかること】
- 建売住宅を見学するときの注意点
- 建売住宅の見学前・見学時のチェックリスト
- 建売住宅の見学時に持っていくと便利なアイテム
建売住宅の見学とは?
建売住宅の見学とは、購入を検討している人が実際に物件を訪れて、建物の外観や内装、設備などを確認することです。間取りの使いやすさや周辺環境など、図面や写真だけではわかりにくい部分をチェックできるため、購入判断の重要な要素となります。
見学の際には不動産会社の担当者が同行し、住宅の仕様や特徴について説明してくれることが一般的です。続いて、建売住宅の見学を行うタイミングを紹介します。
建売住宅の見学を行うタイミング
建売住宅の見学に適したタイミングは、主に以下の3つの時期です。
- 完成済みの物件が公開されたとき
- 販売開始直後
- 週末や祝日
建物の完成が公開された段階で、部屋の広さや日当たりを実際に体感できます。人気のエリアや価格帯の物件は早く売れてしまうことがあるため、公開や販売が始まったら早めに見学することで、物件の選択肢が多くなります。
土日祝は見学会を開催していることが多く、担当者に相談しやすいタイミングです。平日開催への参加が難しい場合におすすめです。
建売住宅を見学するときの注意点
建売住宅を見学するときは、以下の点に注意してください。
- 家族で見学に行く
- 標準仕様の詳細を確認する
- 販売価格に含まれない項目を確かめる
- 焦って即決しない
建売住宅は家族が生活する場であるため、一緒に見学することが理想です。実際に住む人の目線で意見が出ると、気づかなかったポイントに気づけます。
建売住宅はすでに完成している建物を購入することになるので、ある程度の標準仕様が備わっています。標準仕様に含まれるものとそうでないものを確認し、自己資金と向き合いながらオプションを追加するかを検討することが重要です。
また、見学時に気に入ったとしても、その場で即決するのはなるべく避けましょう。冷静に考える時間を設けることで、他の物件と比較したり、資金計画を見直したりできます。
建売住宅を見学するときの注意点は以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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建売住宅の見学前のチェックリスト
建売住宅の見学前には、以下のようにチェックリストを設けておくとスムーズです。
項目(カテゴリ) | チェックリスト |
販売価格 | ● 近隣の同条件の物件と比べて価格に違和感はないか
● 諸費用(登記・火災保険・仲介手数料など)を含めた総額を確認したか ● 購入後の月々のローン返済が無理のない金額か |
土地の面積 | ● 駐車場や庭が十分に確保されている広さか
● 建物の間隔にゆとりがあり、圧迫感がないか |
間取り | ● 家族構成に合った部屋数と広さになっているか
● リビングや水回りなど生活の中心が使いやすい位置にあるか ● 将来的な家族の変化(子ども部屋や親との同居)に対応できるか |
災害リスク | ● 洪水や津波の浸水エリアに入っていないか
● 地震時に液状化する心配はないか ● 土砂災害やがけ崩れのリスクがないエリアか |
入居可能期間 | ● 引っ越しを希望する時期に間に合うスケジュールか
● 契約から引渡しまでに必要な日数を把握しているか ● 学校の入学や職場異動など生活のタイミングと合っているか |
立地条件 | ● 通勤・通学の交通手段や時間が現実的か
● スーパーや病院など生活に必要な施設が近くにあるか |
用途地域 | ● 周囲が将来的に商業施設や工場に変わる可能性がないか
● 採光や風通しに関わる高層建築が建ちにくい地域か ● 静かな住環境が維持されやすい用途指定かどうか |
ここからは、上記7つの項目(カテゴリ)についてさらに詳しく解説します。
販売価格
建売住宅を見学する前は、販売価格が予算内に収まっているかだけでなく、価格と内容が釣り合っているかを見極める視点が重要です。
たとえば、価格が周辺の相場より大幅に安い場合は、立地や構造に理由があるケースも考えられます。価格の根拠を不動産会社に確認し、比較対象の物件と何が異なるのか洗い出しましょう。
また、登記費用・住宅ローン手数料・火災保険・引越し費用などを加えた総予算で比較する癖をつけると、見かけ上の価格に惑わされにくくなります。月々の返済額が家計の25〜30%以内に収まるかを試算しておくと、無理のない返済計画を立てられるでしょう。
土地の面積
土地の広さは、建物のボリュームだけでなく、暮らし方や使い勝手に直結する重要な要素です。
駐車スペースが狭くて車の出し入れがしにくかったり、庭が思ったより狭くて洗濯物を干す場所が限られたりなどの不便さは後から気づきがちです。
また、隣家との距離感や建物の配置によって、プライバシーや採光にも影響が出ます。建築面積と土地面積のバランスを見ることで、「建物以外にどれくらい余裕があるか」が把握できます。
たとえば、敷地の前面にゆとりがあれば、将来的に玄関アプローチを作るなどの活用も可能です。平面図だけで判断せず、現地で体感することが大切です。
間取り
間取りを確認する際は、まず現在の家族構成に必要な部屋数や広さが確保されているか見極めることが大切です。たとえば、子どもが2人いれば、それぞれの個室が取れるか、将来的に仕切れる空間があるかを考えましょう。
次に、生活パターンに合った配置かどうかも重要です。朝の混雑時間帯に家族がぶつからないか、キッチンと洗濯機が近いなど、日々の動線がスムーズか検討しましょう。
また、将来的な変化(子どもの成長、親との同居)に対応できるかもポイントです。可変性のある間取りや、用途変更しやすい空間があると、長く住み続けやすくなります。
災害リスク
建物や周辺環境が魅力的でも、災害リスクが高いエリアでは将来的な生活の安全性に不安が残ります。
見学前には必ず自治体のハザードマップを確認し、その地域が洪水・浸水・土砂災害・液状化の危険区域に該当していないかを調べましょう。たとえば、近くに川がある場合は、大雨時の浸水想定区域に該当していないか、または避難所の位置とルートを確認しておくと安心です。
過去に災害が起きた実績があるかどうかも、不動産会社や自治体に聞くと教えてくれることがあります。
また、災害リスクが高い地域では火災保険料が上がることがあり、見えない維持コストにも影響するため、事前の調査は怠らないようにしましょう。
入居可能期間
すぐに入居できると思っていても、契約や住宅ローンの手続き、内装の調整などで入居までに1〜2ヶ月以上かかるケースもあります。入学や転職、賃貸の解約などのスケジュールが決まっている場合は、契約から引渡しまでの流れを明確にしておくことが大切です。
新築の建売住宅では、完成していても登記の完了前であったり、売主側の都合で引渡しが遅れていたりするケースもあるので、見学時に入居可能時期を確認しましょう。
立地条件
建物自体が良くても、日々の暮らしを支えるのは立地条件です。
駅やバス停からの距離、通勤通学のルート、スーパー・ドラッグストア・病院・公園などの生活インフラが徒歩圏にあるかを事前に確認しましょう。
また、朝夕の交通量や騒音、治安面など、インターネットだけではわからない情報は実際に現地を歩いて体感することも必要です。
用途地域
用途地域は、その土地にどのような建物が建てられるかを制限する都市計画上の区分で、周辺環境に関係します。
たとえば、第一種低層住居専用地域は静かな住宅街になる一方、準工業地域の場合は倉庫や工場が建つ可能性もあり、音や空気の問題が発生するリスクがあるでしょう(※)。
このように、現在は静かでも将来どうなるかを見極める材料として用途地域は非常に重要です。
また、建ぺい率・容積率も用途地域によって異なるため、将来的に増築やリフォームの自由度にも関わることがあります。
現時点だけでなく、10年後・20年後の長期的な暮らしやすさも考慮して判断することが重要です。
建売住宅の見学時のチェックリスト
建売住宅の見学前と同様に、当日に確認できる項目についても以下のようなチェックリストにまとめておくと良いでしょう。
項目(カテゴリ) | チェックリスト |
日当たり | ● リビングや寝室は日差しがしっかり入る向きになっているか
● 周囲の建物や塀で光が遮られていないか ● 朝・昼・夕方で室内の明るさがどう変わるか |
水回り | ● キッチンや洗面所の広さ・使いやすさに問題がないか
● 水圧や水はけの良さ、においなどに気になる点はないか |
収納スペース | ● 各部屋にクローゼットが設置されているか
● 玄関や廊下、洗面所に物を置ける収納があるか ● 季節物や大きめの荷物を保管できるスペースがあるか |
生活動線 | ● 玄関からリビング、キッチンへの移動がスムーズか
● 洗濯・物干し・収納の一連の流れが効率的か ● 生活中に家族同士で動線がぶつかりやすくないか |
庭・駐車場 | ● 庭の広さや使い道(日よけ・物干し・家庭菜園など)があるか
● 車の出し入れがしやすいか(道路幅・位置など) ● 自転車やバイクを置くスペースも確保できるか |
ベランダ | ● 洗濯物や布団を干せる十分な広さがあるか
● 雨の日でも洗濯物が濡れにくい作りになっているか ● 手すりの高さや周囲からの視線が気にならないか |
点検口 | ● 天井や床下の点検口がわかりやすく、開けやすい位置にあるか
● メンテナンス時にアクセスしやすいか ● 収納スペースと干渉していないか |
周辺環境 | ● 周辺の騒音(交通・学校・工場など)が気にならないか
● 昼と夜、平日と週末で雰囲気が変わらないか ● ごみ集積所や公園、商業施設が近すぎてトラブルになりそうでないか |
隣家との距離 | ● 窓やベランダが隣家と向かい合っていないか
● 道路や駐車場を通る人からの視線が気にならないか |
ここからは、それぞれの項目についてさらに詳しく解説します。
日当たり
日当たりは、部屋の明るさや暖かさ、洗濯物の乾きやすさに影響し、暮らしの快適さを左右します。見学時には、時間帯ごとの光の入り方を意識しながらチェックしましょう。
リビングに朝日が差しているか、寝室が暗すぎないかなど、部屋ごとの向きと窓の配置を確認することが大切です。
また、隣家や塀の影に なって想像より暗いこともあるため、現地で確認することが重要です。
水回り
キッチン・浴室・洗面所・トイレといった水回りは毎日使う場所であるため、使いやすさと清潔感が求められます。見学時には、水栓の配置や高さ、水の流れ・排水音・においなどを細かくチェックしましょう。
また、洗面所と洗濯機置き場の距離が遠くないか、浴室の広さが十分か、家族全員で使ってもストレスがないかといった利便性も重要なポイントです。
収納スペース
収納は量だけでなく、使いやすさが非常に重要です。
各部屋に収納があっても、奥行きが浅かったり棚が設けられていなかったり、扉の開閉に制限があったりすると、実際には使いにくくなるでしょう。
見学時には「何を、どこに、どれくらい収納したいか」といった具体的な生活をイメージして、収納の使いやすさを確認しましょう。
たとえば、玄関には傘やベビーカーが置ける土間収納、リビングには書類や日用品を隠せる収納、寝室には衣替えの衣類や布団が収まるスペースがあると使いやすいでしょう。
また、収納の位置によって家が散らかりやすくなるかどうかも変わってきます。 収納力が不十分だと、結果的に家具を増やすことになり、狭く感じてしまいます。
生活動線
見学の際には、朝の準備や家事、帰宅から就寝までの流れなど、家族の1日を思い浮かべて動線をチェックすることが大切です。
たとえば、玄関からキッチンまでの動線が長いと買い物の荷物運びが不便であるほか、洗面所とベランダの距離が遠ければ洗濯が面倒になるでしょう。
また、トイレや浴室への動線がリビングを横切る場合、来客時に気を遣うことになります。
家族の人数やライフスタイルによっても、理想的な動線は異なります。子育て世帯なら子ども部屋が親の目の届く場所にあるか、共働き世帯なら時短家事に対応した回遊性があるかなど、家族構成に合った動線設計かどうかをチェックしましょう。
庭・駐車場
建売住宅の多くは敷地に限りがあり、庭や駐車場の使い勝手は生活に直結します。
庭がある場合には、以下のポイントを意識しましょう。
- 物干し場として使えるか
- プライバシーが守られるか
- 隣家からの視線や音が気にならないか
また、「家族でバーベキューをしたい」「子どもを遊ばせたい」などの希望がある場合、用途に合った面積があるか事前に確認することがポイントです。
駐車スペースについては、車が余裕を持って収まるか、車種によっては切り返しが必要かどうかを確認しましょう。車の台数だけでなく、自転車やバイクを置ける余地も見ておくと安心です。
ベランダ
ベランダは、面積や向きによって使い勝手が大きく変わります。洗濯物を干すスペースとして活用する場合は、横幅や奥行きがどれくらいあるか、布団を干せる高さがあるかなどを確認しましょう。
また、屋根の有無で雨天時の利便性も異なるため、ベランダに洗濯物を干したい場合は雨が入りにくい構造になっている住宅がよいでしょう。
隣家と近い場合は、プライバシーが確保できるかも確認ポイントです。
点検口
点検口は、将来起こり得るトラブルに対応する際に使用する設備です。
たとえば、水漏れや配線トラブルがあった際に、天井裏や床下へスムーズにアクセスできるかどうかで、修理の手間や費用が大きく変わります。
見学時には、主に以下の点を確認することが重要です。
- 点検口はどこにあるか
- 点検口は開け閉めがしやすいか
- 点検口の上に家具を置いても邪魔にならないか
床下収納と兼ねている場合は、収納として使えるかどうかも判断材料になります。後悔しやすいポイントのため、チェックリストに入れておくのがおすすめです。
周辺環境
建物だけでなく、周辺環境も住み心地に大きく影響します。まずはスーパーやコンビニ、病院、学校、公園などが徒歩圏内にあるかをチェックしましょう。
さらに、通勤・通学経路の安全性や、夜間に人通りがあるかどうかも見ておくと安心です。時間帯を変えて再訪すると、昼と夜での雰囲気の違いや、交通量の変化なども把握できるでしょう。
騒音や臭い、ごみ集積所の場所なども見落としがちなポイントです。
隣家との距離
隣家との距離は、見た目以上に日々のストレスや快適性に関わります。
具体的には、窓やベランダが隣家と向かい合っていないかを確認するのがおすすめです。リビングや寝室の窓が真向かいになると、視線が気になりカーテンを閉め切ってしまう人もいます。
また、道路側や玄関の配置によって、通行人や隣人からの目線が室内に届きやすいかどうかも確認しましょう。
建物同士の距離が近すぎると、生活音や会話、ペットの声が響きやすくなる場合があります。壁越しに聞こえる音は後から気になり始めることが多いため、静かな時間帯にも現地を訪れて確認しておくのが理想です。
建売住宅の見学時に持っていくと便利なアイテム
建売住宅の見学時には、以下のアイテムがあると非常に便利です。
便利なアイテム | 概要 |
スリッパ | ● 室内見学用として持参する
● 脱ぎ履きしやすい折りたたみ式が便利 ● 家族の全員分を用意する |
メジャー | ● 家具配置や通路幅の確認に使用する
● 3〜5mの巻き取り式タイプで小型サイズがおすすめ |
カメラ | ● 室内や設備の記録に使用する
● 気になった部分を撮影しておいて後日比較する ● 撮影前には許可を取る |
メモ帳 | ● 気づいたことや担当者の説明内容を書き留めるために使用する
● コンパクトなリングノートやスマホのメモアプリでもOK |
懐中電灯 | ● 屋根裏や床下収納など暗い場所の確認に便利
● LEDライトで小型のものが持ち歩きやすくおすすめ |
方位磁石 | ● 日当たりや風通しの確認に使用する
● スマホアプリでも代用可 |
ここからは、上記6つのアイテムをさらに詳しく解説します。
スリッパ
建売住宅の見学では、靴を脱いで室内を確認するケースが多いため、スリッパを持参することをおすすめします。
見学用に室内履きを用意していない物件もあり、靴下のまま歩くのに抵抗がある場合もあるため、自分用を持参したほうがよいでしょう。
携帯性を重視するなら、折りたたみ式やポーチ付きのものが便利です。家族全員で見学に行く場合は、人数分用意しておくとスムーズに内覧できます。
メジャー
図面だけではわからない寸法は、現地でメジャーを使って正確に測るのが確実です。
冷蔵庫や洗濯機の設置スペース、クローゼットの奥行き、家具の配置スペースなどは、実寸を確認しないと失敗につながります。
3〜5m程度のコンパクトな巻き取り式タイプがおすすめです。片手で使いやすく、カバンにも入れやすいサイズを選ぶと現場で使いやすいでしょう。
カメラ
見学には、カメラやスマホを持参するとさらに便利です。
見学後に物件を比較検討するためには、室内や外観の写真を残しておくのが有効です。収納や設備の細部、気になったポイントを写しておくと、見返したときに記憶が整理しやすくなります。
ただし、撮影前は担当者に許可を取るのが基本的なマナーです。撮影時に他人が写りこむと不快な思いをさせてしまうケースもあるので、注意が必要です。
メモ帳
担当者の説明や自分の気づきをその場で記録するために、メモ帳を持参しましょう。
たとえば、「天井が高く感じる」「隣の家との距離が近い」など、図面では確認できない印象は記録しておかないと忘れてしまうでしょう。
筆記用具が不要なスマホのメモアプリを使ってもOKですが、手書きのほうがすぐに取り出せるため便利です。
懐中電灯
天井裏や床下収納など、暗い場所を確認する際に懐中電灯があると便利です。
携帯電話のライトでも代用はできますが、光量が足りなかったり、両手がふさがって使いづらかったりすることもあります。小型で明るいLEDタイプの懐中電灯なら、バッグに入れておける上、細部のチェックにもしっかり対応できます。
方位磁石
物件の方角を確認するために、方位磁石があると便利です。スマホアプリでも代用可能です。
図面に「南向き」と書かれていても、真南ではなく、実際には少し東寄りであるケースもあります。リビングやベランダ、寝室がどの方向を向いているかを実際に確認しておくと、日当たりの良し悪しを判断する材料になるでしょう。
建売住宅の見学に関するよくある質問
最後に、建売住宅の見学に関するよくある質問を紹介します。
- 予約なしでも建売住宅の見学は可能?
- 建売住宅の見学は何件行くのがよい?
- 建売住宅の見学だけ行うのは可能?
予約なしでも建売住宅の見学は可能?
物件によっては予約なしで見学できることもありますが、基本的に事前予約しておくことをおすすめします。
担当者が不在だったり、見学中の他の人と重なったりする可能性もあるため、予約しておくと落ち着いて見学できるでしょう。特に、土日は混み合いやすいため注意が必要です。
建売住宅の見学は何件行くのがよい?
建売住宅の見学は、平均3〜5件ほど見学する人が多いといえます。1件だけでは比較が難しい一方、多すぎると時間がかかる上に迷いやすくなります。
同じエリアで間取りや価格の異なる物件を数件回ると、自分たちに合う家が見えやすくなるでしょう。大事なことは、スケジュールに余裕を持たせて見学に臨むことです。
建売住宅の見学だけ行うのは可能?
建売住宅は、見学だけ行うことも可能です。見学したからといって、必ずしも購入する必要はありません。
購入を前提とせず「まずは見てみたい」という場合でも、担当者にその旨を伝えておけば問題ありません。複数見学して、納得できる物件を探すことが大切です。
余裕のあるスケジュールで建売住宅の見学を進めよう
建売住宅の見学は、間取りや価格だけでなく、実際の暮らしをイメージしながら確認することが大切です。
販売価格や土地の面積、災害リスクなどは事前にチェックしておき、現地では日当たりや生活動線、周辺環境といった日常生活に関わる部分を中心に見ておくと失敗が少なくなるでしょう。
見学時には、メジャーやカメラ・メモ帳などの持ち物があると便利です。また、気になることはその場で質問し、即決せずに一度持ち帰って家族と話し合う時間を取りましょう。
岐阜県を中心に建売住宅を販売しているシンプルホームでは、お客様に寄り添いながら資金計画に関するご相談も幅広く受け付けています。
見学会では、Webサイトや資料だけではお伝えしきれないシンプルホームのこだわりや魅力がわかります。ぜひこの機会に、シンプルホームの見学会に足をお運びください。