2025/10/29
【2025年】岐阜市のリフォーム補助金・助成金一覧|注意点も解説
岐阜市では、耐震改修や省エネリフォーム、バリアフリー化など、暮らしを快適にするためのさまざまな補助金・助成金制度が用意されています。
上手に活用すれば、リフォームや家づくりの費用を大きく抑えることができます。
この記事では、2025年に利用できる岐阜市の主なリフォーム補助制度と注意点についてわかりやすく紹介します。
これから岐阜市にある住宅でリフォームを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
- 【2025年】国から受けられる補助金・助成金一覧
- 【2025年】岐阜市で受けられるリフォーム補助金・助成金一覧
- 岐阜市で補助金・助成金を申請する流れ
- 岐阜市でリフォーム補助金・助成金を受けるときの注意点
【2025年】国から受けられる補助金・助成金一覧
はじめに、岐阜市に限らず国から受けられるリフォームの補助金・助成金について解説します。
- 給湯省エネ2025事業
- 先進的窓リノベ2025事業
- 子育てグリーン住宅支援事業
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
給湯省エネ2025事業
給湯省エネ2025事業は、家庭で多くのエネルギーを使う給湯分野の省エネ化を目的とした国の支援制度です。
エコキュートやハイブリッド給湯機、エネファームなど、エネルギー効率の高い給湯器への交換工事に対して補助金が交付されます。補助金の詳細は以下のとおりです。
| 設置する給湯器 | 補助額 | 補助上限 | 募集期間 | 対象者 |
|---|---|---|---|---|
| ヒートポンプ給湯機(エコキュート) | 6万円/台 | 戸建て住宅:いずれか2台まで 共同住宅等:いずれか1台まで |
申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで) | ・対象機器を設置する住宅の所有者 ・給湯省エネ事業者と契約締結し、本事業の対象機器である高効率給湯器を導入する |
| 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機) | 8万円/台 | |||
| 家庭用燃料電池(エネファーム) | 16万円/台 |
※参考:事業概要|給湯省エネ2025事業【公式】|経済産業省
補助の対象となる給湯器は、戸建の場合は1戸あたり最大2台、集合住宅の場合は1住戸につき1台までです。
いずれの給湯器も機種ごとに定められた性能要件をクリアしていることが条件となります。
先進的窓リノベ2025事業
先進的窓リノベ2025事業は、住宅の断熱性能を高めるために、高性能な窓への改修を支援する国の補助金制度です。
既存住宅の窓を高断熱の樹脂サッシや複層ガラスなどに交換するリフォームが対象で、工事内容に応じて補助金が交付されます。補助内容をまとめた表は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助対象工事 | ・ガラス交換 ・内窓設置 ・外窓交換 ・ドア交換(他の窓の工事と同一契約で同時に申請する場合のみ補助対象) |
| 補助額 | ・補助対象工事により設置する製品の性能と大きさ、および設置する住宅の建て方に応じた、製品ごとの補助額(定額)の合計 |
| 上限額 | ・一戸当たり200万円 ※1申請あたりの合計補助額が5万円以上の工事を対象 |
| 募集期間 | ・申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで) |
| 対象者 | ・窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をする人 ・窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等である |
※参考:事業概要|先進的窓リノベ2025事業【公式】|環境省
冷暖房効率の向上による省エネ効果や光熱費の削減、快適な室温環境の実現が期待できる補助金制度です。戸建て・マンションどちらの住宅にも利用できます。
子育てグリーン住宅支援事業
子育てエコホーム支援事業のリフォーム補助は、子育て世帯や若者夫婦世帯などが、省エネ性能の高い住宅改修を行う際に補助金を受けられる制度です。
開口部・躯体の断熱改修やエコ住宅設備(節水型トイレ・高効率給湯器 その他)などが対象となります。補助内容をまとめた表は以下のとおりです。
| 項目 | 必須工事 | 任意工事 |
|---|---|---|
| 対象工事 | ・開口部の断熱改修 ・躯体の断熱改修 ・エコ住宅設備の設置 |
・子育て対応改修 ・防災性向上改修 ・バリアフリー改修 ・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 ・リフォーム瑕疵保険等への加入 |
| 補助額目安 | ・対象工事内容ごとの補助額の合計 | |
| 補助上限 | ・リフォーム全体で 最大60万円程度 | |
| 主な要件 | ・必須工事を2種類以上実施することが基本要件 | ・必須工事との組み合わせで申請可能 |
| 募集期間 | ・交付申請の予約:申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで) ・交付申請:申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで) |
|
| 対象者 | ・グリーン住宅支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする人 ・リフォームする住宅の所有者 |
|
※参考:対象要件の詳細【リフォーム】|子育てグリーン住宅支援事業【公式】|国土交通省・環境省
補助額は工事内容に応じて決まり、環境に優しく、快適で省エネな住まいづくりを支援します。既存住宅の性能向上を検討する家庭におすすめの補助金制度です。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業は、良質な住宅を長く使い続けられる社会をつくることを目的とした国の補助金制度です。
既存住宅の長寿命化や省エネ化など住宅性能を高めるリフォームや、子育て世帯の暮らしやすさを向上させる改修工事に対して支援が行われます。
補助内容をまとめた表は以下のとおりです。
| 事業タイプ(リフォーム後の性能) | 補助限度額 | 募集期間 | 対象者 |
|---|---|---|---|
| 評価基準型・提案型 ※認定基準には満たないが一定の性能確保が見込まれる場合 |
1住戸につき80万円 | 【1期】 ・認定長期優良住宅型(戸建て住宅) 令和7年5月30日(金)~令和7年9月30日 ・評価基準型(戸建て住宅) 令和7年6月13日(金)~令和7年9月30日 【2期】 令和7年10月6日(月)~令和7年11月14日 ※認定長期優良住宅型・評価基準型の区別はなし |
長期優良住宅化リフォーム推進事業の登録事業者と契約したリフォーム対象住宅の所有者 |
| 認定長期優良住宅型 ※長期優良住宅(増改築)認定を取得するための基準 |
1住戸につき160万円 |
※参考:事業概要|令和7年度長期優良住宅化リフォーム推進事業|国土交通省
耐震・断熱改修、劣化対策、バリアフリー化などが対象で、補助金を受けることで安心で快適な住まいづくりを実現できます。
【2025年】岐阜市で受けられるリフォーム補助金・助成金一覧
次に、岐阜市で受けられるリフォーム補助金・助成金について解説します。
- ぎふの木で家づくり支援事業(県内改修タイプ)
- 木造住宅耐震改修工事事業
- 岐阜市地球温暖化対策推進支援事
- 高齢者住宅改善促進助成制度
- 岐阜市家庭用太陽光発電設備等普及促進補助金
- 岐阜市空き家取得費・改修費補助金
- 介護保険の住宅改修費支給
ぎふの木で家づくり支援事業(県内改修タイプ)
ぎふの木で家づくり支援事業(県内改修タイプ)は、岐阜県産の木材を使ったリフォームを支援する制度です。
県内で生産された木材を一定量以上使用して、住宅の改修を行う場合に工事費の一部が補助されます。募集要件をまとめた表は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | ・岐阜県内の住宅の施主(自らまたは家族が居住)で、改修工事完了住宅が対象 ・県外から転入した移住者枠あり |
| 補助額 | ・4万円〜最大16万円 ・国補助金等併用時は上記額の55%相当額 |
| 要件 | ・内装材に県産材(ぎふ証明材等)を20㎡以上使用内装材に20㎡以上使用する住宅 ・「ぎふの木で家づくり協力工務店等」が施工する住宅 住宅であること |
| 募集期間(申請期間) | ・令和7年4月10日~令和8年2月2日 |
※参考2:ぎふの木で家づくり支援事業(県内改修タイプ) - 岐阜県公式ホームページ(県産材流通課)
地域の森林資源を活かしつつ、環境にやさしい住まいづくりを進めることが目的です。木の温もりを感じながら、快適で長く住み続けられる住まいを実現したい人におすすめの制度です。
国の補助制度と併用可能ですが、その場合は補助額が55%相当額に抑えられるルールがあります。
木造住宅耐震改修工事事業
岐阜市の木造住宅耐震改修工事事業は、旧耐震基準(昭和56年5月31日以前の着工)で建てられ、耐震診断の結果、評点1.0未満とされた木造住宅が主な対象です。所有者、または承諾を得た者が申請できます。
募集要件をまとめた表は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | ・岐阜市内の木造一戸建て住宅の所有者(または所有者の承諾を得た者) |
| 補助額 | ・1.0補強:上限 200万円 ・0.7補強:上限 84万円 |
| 要件 | ・昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅 ・耐震診断で評点1.0未満と判断された住宅 ・岐阜県木造住宅耐震相談士により設計及び工事監理がされる耐震改修工事 |
| 募集期間(申請期間) | ・令和7年5月7日(水曜日)~10月31日(金曜日) ※予算上限に達した時点で受付終了 |
同じ工事や設備の費用で他の補助制度との重複受給はできないルールがあるので、事前に制度の要件をよく確認してから申請しましょう。
岐阜市地球温暖化対策推進支援事業
岐阜市では、再生可能エネルギーの普及を目的とした補助制度として、以下2種類があります。
- 岐阜市家庭用太陽光発電設備等普及促進補助金
- 岐阜市家庭用蓄電池普及促進補助金
補助金の内容をまとめた表は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | ・市内に自ら居住する住宅の敷地内に補助対象設備を設置する人 など |
| 補助額 | ・太陽光発電設備:上限35万円 ・蓄電池(太陽光と同時設置):上限25.8万円 ・蓄電池単体:上限5万円 |
| 要件 | ・市税その他の市に対する諸納付金等を滞納していない ・補助対象設備について、国、公共団体等から他に補助金、助成金その他これらに類する交付金(例:子育てグリーン住宅支援事業)を受けていない など |
| 募集期間(申請期間) | ・2025年10月時点で募集終了 |
※参考1:(A)岐阜市家庭用太陽光発電設備等普及促進補助金|岐阜市公式ホームページ
※参考2:(B)岐阜市家庭用蓄電池普及促進補助金|岐阜市公式ホームページ
どちらの制度でも、補助金交付決定を受けてから設備契約・工事を行うことが要件です。令和7年度は6月2日から受付を開始しましたが、予算上限に達したため終了しています。
高齢者住宅改善促進助成制度
岐阜市の高齢者住宅改善促進助成制度は、高齢者が安全・快適に暮らすためのバリアフリー化改修を支援する制度です。
対象者は岐阜市に1年以上在住し、要介護認定を受けた人、かつ市民税が非課税の世帯を主な対象としています。補助制度の主な内容は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | ・岐阜市に1年以上居住している(住所地特例を除く) ・市民税が非課税となる世帯 ・介護保険で要介護1~5と認定 |
| 補助額 | ・最大70万円(介護保険による住宅改修助成を受ける場合は、その支給可能額を差し引いた後の金額が基準) |
| 要件 | ・高齢者などの人が暮らしやすくするために行う改善工事 ・同一家屋につき原則1回まで ・便所助成限度額40万円、浴室助成限度額45万円 など |
| 募集期間(申請期間) | ・特に指定期間なし |
対象となる工事は、居室・浴室・階段・玄関・廊下などのバリアフリー化や住宅内部の改善です。新築工事や老朽化対応のみの修繕、設備の単純な交換などは助成の対象外です。
岐阜市空き家取得費・改修費補助金
岐阜市空き家取得費・改修費補助金は、市内での定住を促すための支援制度で、取得事業と改修事業の2種類があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | ・岐阜市内の空き家を定住のために取得または取得後に改修する人 ※取得は、申請者またはその親・子・配偶者・配偶者の親のいずれかが、購入した空き家の所有者として登記することが条件 |
| 補助額 | 【取得事業】 ・空き家を購入した場合:上限30万円 【改修事業】 ・取得後に改修する場合:空き家の取得費(上限30万円)+改修費の1/2(上限50万円)=上限80万円 |
| 要件 | ・申請日において世帯の全員が取得をした空き家の住所に住民登録をしている ・世帯の全員が市税の滞納がない など |
| 募集期間(申請期間) | ・取得事業:令和7年5月19日〜令和8年2月10日まで ・改修事業:令和7年5月19日〜令和7年12月25日まで |
※参考:岐阜市空き家取得費・改修費補助事業(P4)|岐阜市公式ホームページ
他の補助金を利用する場合は、重複分が差し引かれるため注意が必要です。契約や着工は、必ず補助金の交付決定後に行う必要があります。
介護保険の住宅改修費支給
岐阜市における介護保険の住宅改修費支給は、要介護・要支援の認定を受けた市民を対象に、自宅で安全・自立して暮らせるようバリアフリー改修を支援する制度です。
改修対象には、手すりの取り付けや段差の解消、滑り防止、引戸への扉交換、洋式便器への変更などがあります。介護保険住宅改修費支給についての詳細は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 在宅で生活している要介護者(要支援1、2含む) |
| 補助額 | 支給限度額20万円(原則1回まで) ※そのうちの1割から3割は自己負担 |
| 要件 | 手すり取付け、段差解消、滑り防止、引戸化、洋式便器への交換などのバリアフリー改修が対象 など |
| 募集期間(申請期間) | 申請期間の定めなし |
申請は通年で可能ですが、着工前に申請を行うことが原則で、改修工事後に申請しても支給されないケースがあります。
岐阜市で補助金・助成金を申請する流れ
ここでは、岐阜市で補助金・助成金を申請する流れについて解説します。
STEP1:リフォームの見積もり取得・業者選定
岐阜市の補助金や助成金を利用してリフォームを行うには、最初に工事内容を固め、複数の施工業者から詳細な見積もりを取り寄せることが肝心です。
見積もりを受け取る際は、特に補助の対象となる工事(例:耐震補強、省エネ断熱、バリアフリー工事など)が、内訳で明確に分けられているかをしっかり確認しましょう。
また、選ぶ業者が、市や国の補助制度に対応した「登録事業者」であるかも重要なポイントです。信頼できる施工業者を決定した後、補助金申請に必要な見積書や設計図面などの書類を業者と協力して整え、申請手続きへと進みます。
STEP2:必要書類の準備・提出
補助金の申請には申請書本体に加え、リフォームの計画を証明する書類が必要です。
必要書類は主に以下のとおりです。
- 見積書
- 工事前の写真
- 図面
- 住民票 など
すべての書類をそろえたら、各補助金の受付期間内に所定の窓口へ提出します。
書類の不備があると審査が遅れる場合があるため、施工業者と連携し、要件を満たしているか提出前に厳重に確認しましょう。
STEP4:審査結果の確認
申請書類の提出後、岐阜市による内容確認と審査が行われます。審査では、補助対象となる工事内容や書類の不備がないかをチェックし、問題なければ交付決定通知が送付されます。
通知が届くまでは一定期間かかるため、余裕のあるスケジュールを立てておくことが大切です。
交付決定後に着工が可能となるため、結果が届くまでは工事を始めないよう注意しましょう。
STEP5:リフォーム契約・着工
岐阜市から交付決定通知が届いたら、リフォーム工事の契約・着工が可能になります。補助金の対象となる工事内容や見積金額、工期などを最終確認したうえで、正式に契約を結びましょう。
契約後は、補助対象外の工事を追加しないよう注意が必要です。着工後も工事の進捗や内容を記録しておくと、完了報告の際スムーズに行えます。
STEP6:補助金の交付
リフォーム完了後は速やかに実績報告書と工事費用の領収書などを市に提出します。市は、交付決定時の計画通りに工事が行われたかを確認する完了検査(審査)を実施します。
この審査に問題がなければ補助金の交付額が確定し、申請者(または登録事業者)へ補助金が振り込まれるでしょう。
報告書の提出期限は工事完了後から30日以内など期日が定められているため、期限厳守で手続きを進めることが重要です。
岐阜市でリフォーム補助金・助成金を受けるときの注意点
ここでは、岐阜市でリフォーム補助金・助成金を受けるときの注意点を解説します。
予算の上限や申請期日が設けられている
リフォームで補助金を利用する際は、予算と期限に注意が必要です。多くの制度は先着順で受け付けるため、予算が尽きると早期に締め切られます。
申請が遅くなると間に合わない可能性もあるので、早めに申請しましょう。
募集条件は年度で変わるため、必ず岐阜市の公式サイトで最新情報を確認し、余裕をもって手続きを進めてください。
着工前に申請する必要がある
岐阜市のリフォーム補助金・助成金の多くは、工事の着手前に申請し、市の承認(交付決定通知)を受けることが必須条件です。市ではリフォームの内容が補助要件を満たしているか、また予算を確保できるかを確認します。
承認前に工事を始めてしまうと原則として補助金の対象外となり、全額自己負担となるため、必ず申請・承認(交付決定)・着工のステップを守りましょう。
自治体が指定する業者に依頼する必要がある
岐阜市の補助金制度では、市内の施工業者または特定の登録を受けた施工業者を対象としているケースが多くあります。地域の経済活性化や、制度の適正な運用を目的としているためです。
補助金を利用するには、依頼する施工業者が制度の指定要件を満たしているかを契約前に必ず確認してください。
要件に沿わない施工業者に依頼した場合、せっかくの補助金が受けられなくなるため、業者選定はとても重要なポイントです。
併用できない補助金・助成金がある
岐阜市のリフォーム補助金を利用する際は、他の補助制度との併用に注意が必要です。
たとえば、岐阜市空き家取得費・改修費補助金では、「この補助金以外の空き家の改修等に係る助成金等の交付を受ける場合は、改修費用の額から当該交付を受ける他の助成金等の額を控除するものとする」と明記されています。
つまり、同じ工事内容に対して複数の補助金を併用することはできません。
二重補助を防ぐための規定であり、補助金の対象が重複しなければ他制度との併用が認められる可能性があります。申請前に必ず要項を確認しましょう。
※参考:岐阜市空き家取得費・改修費補助金|岐阜市公式ホームページ
資材に条件が設定されている場合がある
岐阜市でリフォーム補助金を受ける際、見落としがちなのが、使う資材や設備に条件が設定されている場合があることです。制度によっては、特定の製品や材料を使ってリフォームする条件が義務付けられています。
たとえば、ぎふの木で家づくり支援事業のように、岐阜県産の木材を一定量以上使用しなければ補助の対象外となるものがあります。
また、省エネ系の補助金であれば、特定の性能基準をクリアした断熱材や、一定の性能を満たす高効率設備の使用が求められることがほとんどです。
対象外の資材や設備を選んでしまうと、補助金が一切受け取れなくなる可能性があります。リフォーム計画を立てる前には必ず補助金の要項をチェックし、使用する資材の仕様を施工業者としっかり確認しておきましょう。
岐阜市の補助金・助成金を上手く活用しよう
岐阜市で所有している住宅をリフォームする際は、自治体の補助金や助成金を上手に活用するとリフォーム費用の負担を大きく減らせるでしょう。
補助金の種類には耐震改修や省エネ設備の導入、空き家の改修などさまざまな制度が設置されており、条件を満たSEば大きな金額の補助金を受けられるケースがあります。
申請期限や要件は制度ごとに異なるため、事前に確認したうえで早めに準備を進めることが必要です。補助金を有効利用して、安心・快適に暮らせる家づくりをコスパよく実現しましょう。
岐阜市で新築一戸建てや建売住宅をお探しの人は、シンプルホームにお任せください。シンプルホームでは、家族が一生涯安心して暮らしていける家づくりをご提案しています。
お手頃な価格でも高い性能で、省エネ・機能性・使い勝手などの設備が充実した住宅です。満足度の高い家づくりをお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。